【書評】 英国スタイルの<簡単・スピード>ハウス・クリーニング



今回は書籍のレビューです。平日は忙しくて掃除する時間なんてとれないし、休日はゆっくり休息をとったり趣味の時間をとりたいーー自宅を綺麗にするための時間をわざわざ作るのは、難しいものです。かといって、唯一くつろげる場所である自分の部屋や寝室がごちゃごちゃしてホコリだらけでは、充分休むこともできません。

時間がないけど、部屋は綺麗に保ちたい!というワガママを叶える。

私も掃除の時間が取れずに悩んでいる一人だったのですが、次の本を読んで効率よく部屋を綺麗に保てるようになりました。よく考えたら、効率よく掃除する方法なんて、学校では習いませんよね。習ってないんですから、できなくて当然。まず経験者のやり方に倣うところから始めてみてはいかがでしょうか。

  • 英国スタイルのハウス・クリーニング―掃除ぎらいの忙しいあなたに贈る週2時間のスピード・クリーニング・プログラム 佐藤よし子 (1週間に1度、2時間の掃除で全ての掃除を済ませてしまいたい人向け)

英国スタイルの簡単・スピードハウス・クリーニング―掃除ぎらいの忙しいあなたに贈る週2時間のスピード・クリーニング・プログラム 同じ作者の

  • 英国式15分家事術 ~少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法~ 佐藤よし子  (スキマ時間15分の積み重ねで、部屋を綺麗に保ちたい人向け)

英国式15分家事術 ~少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法~ (だいわ文庫) も合わせて紹介します。

英国スタイルの簡単・スピードハウス・クリーニング

本のスタンス

忙しく働く現代人が、毎日手間と時間をかけて部屋を掃除して回るのはおかしい。一週間に2時間だけ掃除して、他の時間は掃除のことは忘れてしまいましょう!というスタンスです。その2時間として、休日である土曜の午前中をオススメしていますが、都合が悪ければ他の時間でもいいそうです。さっさと掃除して、余裕をもって残りの休日を楽しみましょうというのが、土曜の朝掃除してしまう理由です。2時間とかきましたが、家の広さ・家族の人数にもよるので、独り暮らしの方だともっと早く終わりそうですね。一般論として時間をかけずにちゃんと掃除するコツがかいてあるので、性別や独り暮らし・家族と同居などによらず参考になると思います

ダイジェスト

  • 週に2時間だけ掃除することにして、他の時間は掃除のことは考えないようにするので、ストレスもたまらない。もしそれ以外の時間に、部屋にホコリが落ちているのを見つけてしまっても、次の掃除の日に片付けるということで少々は気にしなくてもOK。
  • 2時間だけで掃除を片付けてしまうためのコツ。掃除道具は一式(掃除機・雑巾数枚・バケツ・掃除用洗剤・スポンジ・つまようじ・タイマーなど)をひとまとめにし、部屋から部屋へそれらを持って移動する。「あっ雑巾が欲しい」と思っていちいち遠くの部屋に取りにいくのは時間の無駄なので、必要なものは一通り揃えておく。雑巾はたびたび洗わなくてもいいように、十分な枚数用意する。細かいところを掃除するために、つまようじがあると便利。
  • 家の奥からはじめて、玄関に向かって掃除をするのが基本。最後に玄関から外に家中のホコリがでていくのが理想。
  • キッチン・トイレ・浴室・リビング・子供部屋など、それぞれの部屋にあった掃除の方法を紹介。2時間でも手を抜かず、例えばキッチンのゴトク(ガスレンジの火をつける金具のところ)や電子レンジの中、トイレの蛇口に至るまで順序立ててかかれています。
  • 各部屋にかける時間を、2時間のうちから決める。例えばトイレ10分・キッチン15分・浴室15分などとして、全体が2時間になるように予定をたてる。タイマーを利用して、決めた時間にその部屋の掃除が終われるようにする。
  • 掃除の時間にいきなり掃除にとりかかれるように、普段からものを散らかさないようにしておく。
  • 手が汚れたり荒れたりするのが気になる人は、使い捨てのゴム手袋などを使ってもよい

 

感想

  • 各部屋の掃除ですが、まず最初にやっておくこと(例えばキッチンなら、油汚れのあるところやゴトク洗剤をあらかじめつけておいてふやかす)→その後にすること(比較的綺麗な冷蔵庫の上や取っ手などを乾いたふきんで拭く)→最後にやるべきこと(ふやかしておいた汚れを拭き取る)ーーというように、やるべきことが順序立てて書かれているので、この本に従って掃除すれば手抜かりなく綺麗になります。
  • 私は実際は2時間を少しオーバーすることが多いのですが、それでもこの本を読む前に比べてかなり時間を短縮することができました。2時間でやる!と決めて、その中で終われるようにスケジュールを組んでいくことが大事なのだと思います。「ここを綺麗にするまでいつまでも時間をかける!」という方法では、時間がなくなるだけです。
  • よく掃除のマニュアル本で、油汚れにはレモンの絞り汁を、カレーの汚れには重曹を(この例は適当です)ーーと汚れの種類によって洗剤を変えているものがありますが、それだけの洗剤を揃えるのが大変だしいちいちレモンを切ってる時間はありません。この本では、家庭用の掃除用洗剤を1種類だけ、掃除道具一式と一緒に各部屋にもって歩きながら掃除するので、シンプルです。環境を考えた自然な洗剤にも触れている項目はあります。
  • 残念ながらこの本は既に絶版になっていますが、私は手元においておきたかったのでわざわざ古本で購入しました。

英国スタイルの簡単・スピードハウス・クリーニング―掃除ぎらいの忙しいあなたに贈る週2時間のスピード・クリーニング・プログラム

 英国式15分家事術 ~少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法~

本のスタンス

専業主婦でも兼業主婦でも、スキマ時間での家事を積み重ねて快適な生活を送れる環境を整えよう、というスタンスです(が、全体的に専業主婦向けだと感じました)。ハウスクリーニング以外に、料理や洗濯など他の家事についてもかなりページを割いて紹介してあります

ダイジェスト

  • 15分のスキマ時間でできる家事が紹介されています。家中の掃除はできなくても一区画だけ綺麗にするとか、短い時間で作れる料理とかが紹介されています。
  • 必要でないことに時間をかけないためにどうするかについても書かれています。例えば、自宅で使うスリッパは季節ごとに綺麗に拭いて入れ替えるのは大変だし衛生的ではないので、安価なものを買ってシーズンが過ぎたら捨てて買い替えてしまうなど。
  • 参考になった部分1:「洗濯をするとき、ついでだからと今洗う必要がないものまで洗ってしまうことがある。でも、それを干す時間、取り込む時間、たたむ時間を考えると、ついでといいながら結局時間を損している。本当に洗わなければいけないものだけ洗えば充分」
  • 参考になった部分2:「オーブン料理は、下味をつけてオーブンに放り込んでおけば勝手にできて、しかも見栄えがよい。火を通す間に他の料理に集中できるので、たくさん綺麗な料理を用意したい時に便利。ゲストが来た時や、パーティーの時などがおすすめ」

 

感想

  • 家事の方法に、自分の好きなやり方が既にある人には参考にならないかなと思いました。私は掃除が苦手な上に嫌いな一方、料理はそんなに苦ではないので、料理について時短できる方法を書かれても参考にはあまりできませんでした。とはいえ、全て本に書かれている通りにしなくても、参考になるところだけいいとこ取りしてしまえばよいのです。
  • 掃除については、かなり簡略化されています。掃除を効率化したい目的で読むなら、断然上で紹介したハウスクリーニング本の方です
  • 全体的に、生活と時間に余裕がある人向けだと思いました。著者が学生時代に英国に留学して計画的な家事術を学んだ話や、特注のホーロー製ガスレンジ蓋の話など。著者のライフスタイルに憧れがある人にはよい本かもしれません。
  • こちらの本は絶版ではなく、新書で入手可能です。

英国式15分家事術 ~少ない手間でスッキリきれいに暮らす方法~ (だいわ文庫)   ということで、掃除を効率的にやりたいということでしたら、「英国スタイルの簡単・スピードハウス・クリーニング」の方が断然オススメで実用的です。



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