【書評】弁護士が書いた究極の勉強法



今回は書評です。

 


弁護士が書いた究極の勉強法!?

筆者(木山泰嗣)は 友人から勉強法のコツを聞いて、その後1年で司法試験に合格したそうです。この本にはそのコツを含め、筆者が司法試験のため勉強したノウハウが書かれています。本の前書きや文中で、必ずしも司法試験に限らず他の分野にも応用できると書いてありますが、内容はかなり司法試験(広く言っても文系分野)向けだと思いました。英語や理系の勉強、司法試験以外の資格勉強には応用できない方法が多かったです。

 

書かれている内容は、次の3つに分けられます。

  • 広い分野で使える勉強法
  • 筆記形式の小論文など、文系の勉強に使える勉強法
  • 司法試験の勉強法

 

広い分野で使える勉強法

自分でまとめノートを作る、本番通りの試験形式で繰り返し問題を解く、反省点をノートに書き留めておく、など広い分野の勉強に使える方法です。

  • 耳学(テープレコーダーなどを使って、音声情報を取り入れる)
  • 評価・採点する立場にたって考えてみる

など、なるほどと思う方法もありました。この耳学(みみがく)については、「耳から学ぶ勉強法」(清水康一郎)が参考文献として挙げられていました。

 

筆記形式の小論文など、文系の勉強に使える勉強法

読みやすい文章の書き方、自問自答する(2つの立場に立って自分の中で議論することにより理解を深める)など、理系ではあまり見ない勉強法も書かれていました。

 

司法試験の勉強法

判例・通説を勉強する方法など、司法試験に的を絞ったトピックもいくつかありました。

 


感想

  • 特に司法試験の勉強法に悩んでいる方には、参考になることが多いと思います。(逆に理系の勉強をしている方には、やはり理系向けのハウツー本の方が適しているのではないでしょうか。)
  • 文章は短く、一文ごとに改行されているので、ページの下半分はかなり白っぽく見えます。普段あまり文章を読まない人向けなのでしょうか。特にそれによって読みやすくなっているとは思いませんでした。むしろ、なんだか内容が水増しされているようで損をした気分になりました。
  • 筆者の体験談、偉人の名言などの紹介も、コラムとしてかなりの部分を占めています。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です