マインドマップは、既にかなり有名な方法です。アイデアを思いつくための発想法として知られていますが、むしろ思考整理術として有効です。考えるテーマを決め、それについて関連性がある物事を連想ゲーム的に雲の巣状に書いていくことで頭の中を俯瞰的に整理できます。
やってみるべき人
- 自分が勉強したことを系統的にきちんと整理したい人
- プロジェクトの進度などを俯瞰的に把握したい人
- わかっていること/わかっていないこと、既に行われたこと/行われていないこと、挑戦してみる価値があること/価値がないあるいは既に挑戦したこと、など自分の頭の中を整理し、今後やるべきことを見つけたい人
マインドマップの作り方(一番初歩的な方法)
- 紙を用意します。なるべく大きいもの、最低でもA3くらいがよいでしょう。A4やB5でもできないことはないのですが、小さい字で細々書くのは大変ですし、まだ書きたいのにスペースが足りなくなってマインドマップを一から作り直し、などというのは時間の無駄です。埋めるべきスペースの広さは、あなたがこれから思いつくアイデアの数に比例しています。思い切って、大きな紙を用意して始めましょう。
- ペンは普通の(黒)と、できればもう一色以上あればよいと思います。なるべくカラフルに作る方が視覚的にわかりやすいのでよいそうですが、私は色を考えるのが面倒なので、いつも黒と赤の2色で作ります。
- 例として、「自分の部屋が片付けられない」という問題を考えてみましょう。考えたいテーマを、紙の真ん中に大きく書きます。マインドマップは視覚的な整理法なので、字の大きさや事項同士をつなぐ線の太さ(すぐ後で説明します)が重要度を表します。
マインドマップを作成する際は、あまり綺麗なものを作ろうと頑張らないのがコツです。ウェブサイトや本で見かけるマインドマップは、カラフルで綺麗なものが多いのですが、あなたがマインドマップを作る目的はあくまで問題整理や状況把握のためです。綺麗なグラフを作ることが目的ではありません。それに注意して、短い時間でさくさく目的を達成できれば、それが一番ですよね。
webツールを利用して、マインドマップを作る方法を追記しました。
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