大学の研究室・教授へ郵送するときの宛名の書き方



a1180_002153大学への郵便物の宛名や敬称について聞かれることがあるので、私なりにこう書いているというルールを書いておきます。


研究室を宛名にする場合

これは簡単ですね。

◯◯大学 △△研究室 御中

でOKです。ただし、研究室自体を宛名にすると、行き先が曖昧になって届いて欲しい相手のところにちゃんと届けてもらえない場合があるので、個人名を宛名にするのが安全です。

 


 

研究室のメンバーを宛名にする場合

ほとんどの場合は「☓☓先生」や「☓☓教授」と書いておけばよいのですが、細かく気を使ったほうがよい場合は以下の順番で敬称を決めていきます。

 

 

「☓☓様」は避ける

特別な例外(相手が「先生」と呼ばれるのを嫌がるなど)を除き、基本的には「様」付は危険です。失礼だと思われることがありますので、避けましょう。

 

 

 「先生」呼び厳禁の場合

教授や准教授であっても、「先生」と呼ぶのが嫌われる場合があります。

  • 研究分野全体で、大学の教授であっても学生であっても互いに「~さん」と呼ぶのを習慣にしている場合
  • 個人的に、「先生」と呼ばれるのが落ち着かない場合

など、いろいろな場合があります。もしあらかじめ、送りたい相手が「~先生」と呼ばれるのを好きでないことがわかっている場合は、あえてそれを選ぶことがないようにしましょう。

◯◯大学 △△研究室 ☓☓教授

のように、職名をつけるのが妥当です。

 

◯◯大学 △△研究室 ☓☓様

のように、「様」をつけてもよいのですが、これは研究分野によっては失礼だと思われることもあるので、職名のほうが無難です。研究者同士で、分野の慣習がよくわかっている場合やお互い親しい場合なら「様」でOKです。

 

相手が「先生」呼びを嫌っているかどうかよくわからない場合は、以下の規則に従って敬称をつければよいでしょう。よくわからない程度に親しくないのであれば、例え「先生」と呼ばれても失礼だと思われることはありません。

 

 

相手が研究室の教授の場合

◯◯大学 △△研究室 ☓☓教授

これがベストだと思います。

 

 

相手が研究室の准教授・講師・助教の場合

つまり教授ではない大学のスタッフの場合です。

◯◯大学 △△研究室 ☓☓准教授

と役職付で書いてもよいのですが、どちらかというと役職をぼかして

◯◯大学 △△研究室 ☓☓先生

と書く人が多いように思います。

 

相手が博士研究員(ポスドク)の場合

博士研究員は、大学のスタッフではなく学生でもない微妙な立場です。しかし、ほとんどのポスドクは博士号を持っていますので、「☓☓様」だと失礼だと思われることがあります。

厳密には先生ではないことが多いのですが、

◯◯大学 △△研究室 ☓☓先生

だと失礼だと思われることはまずありません。

「☓☓博士」は正確な表現ではありますが、その人が大学のスタッフではなく、博士号は取ったポスドクであることを露骨に感じさせるので、それを気にしている人(年配の方は特に注意)には不快に思われるかもしれません。

 

相手が学生の場合

◯◯大学 △△研究室 ☓☓様

のように「様」付でOKです。逆に、「先生」をつけると、自分をよく知らない人(=企業からのダイレクトメール?)と思われて読んでもらえない可能性があります。

 

「△△研究室」と宛名に入れるべきか

◯◯大学 △△研究室 ☓☓先生のように、宛名に「△△研究室」と入れる必要はないと書いてあるホームページを見ました。私の意見では、入れたほうが無難です。大学への郵便物は、基本的にすぐ研究室やスタッフに配達されるわけではなく、いったん学科や研究科の事務に渡されます。そこで事務員の方が仕分けして、各人に届けられるわけです。☓☓教授だけよりは、△△研究室と情報が多いほうが、仕分けの時に正確に相手に届けてもらえます。


 

大学の教員は変人の集まりだと言われますが、工学部や農学部など一般企業とのやりとりがある部署は、それなりに常識のある人が多めです。そのような場合は、一般のビジネス・ルールに則った手紙の書き方をした方がよいでしょう。

以上、個人的な意見ですので、参考程度にお考え下さい。


 



大学の研究室・教授へ郵送するときの宛名の書き方” への1件のコメント

  1. ピンバック: 先生と呼ばれる方たちへの手紙の宛名はこれでOK! | アレトワ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です