人が書いた原稿やレポートなどを添削する機会がときどきあります。
普通の赤いボールペンだと、修正箇所への文字の書き込みは楽なのですが、単に評価(A・B・Cの3段階評価や○☓など)をガンガン書き入れていきたい場合はスピードにインクが追いつかず、かすれて見づらくなってしまいます。そのようなハードな使い方にも耐えられるペンを探してみました。
使ってみて便利だった赤ペンランキング
1位 三菱鉛筆 ゲルインクボールペン ユニボール シグノ Signo 太字1.0mm 赤
普通のボールペンとしても人気が高い、Signoの太字(赤)です。よく見ると、添削・チェック用と書いてあるので用途を採点に絞り込んだ専用のペンなのですね。
良い点
- インクがしっかり出るので、どんなに高速で添削しても絶対にかすれません。
- 太字とは言ってもボールペンなので、気になるポイントに文字を書き入れたりしてもそれなりに書けます。普段細字用のペンを使っているので、少し書きづらくは感じます。
- 裏写りしない。インクがよく出るので、紙の上にインク溜まりができることがありますが、裏にインクが滲んでしまったりすることはありません。
悪い点
- インクの減りが早い。驚くほどのスピードでインクが減ります。もし学校の教員の方などで、大量に添削することがあらかじめわかっている場合は、購入されるときに替芯も同時に買われるとよいと思います。
- ペン先にインクのかすが溜まってしまうことがあります。拭いて綺麗にしなくても、書くのにそれほど不自由はありませんが、気になる方は気になるかもしれません。
2位 ゼブラ サラサクリップ0.5 赤
やや太めの線が書けるので、高速での採点にもそこそこ使えますが、やはり多少線がかすれます。修正や添削で、コメントを書き込みながらの作業には上のペンよりこちらのほうが文字が書きやすく便利です。
3位 三菱鉛筆 ゲルインクボールペン シグノ 0.5mm UM151-05 赤
上でおすすめしたペンの、少し細いバージョンです。普通の文具コーナーでも売っている一般的なタイプです。文字を書くのには最適なので、原稿などの添削には向いています。しかし、高速でガンガン○☓をつける採点には厳しいです。スピードにインクが追いつかず、線がかすれます。
番外編 次回使ってみたい赤ペン
プラチナ 採点ペン カートリッジ式 ソフトペン レッド
このペンはまだ使ったことがないのですが、ウェブで評判がよいので次の機会にでも使ってみようと思っています。学校の先生がよく使っているペンなので、見覚えが多い方もおられるかもしれません。付属のインクカートリッジは真っ赤な色で、学校の先生がよく使っている赤紫というかピンクがかった赤いペンは、別売りの万年筆用インクです。
プラチナ萬年筆 デスクペンカートリッジインク 【赤】
このインクが、先生が使っている色です。こちらも使う機会があれば、またレビューを書きたいと思います。