スタンフォード白熱教室1(ブレインストーミング)



以前から気になっていた、スタンフォード白熱教室のDVDをやっと観られたのでレビューします。


スタンフォード白熱教室とは

ハーバード白熱教室からはじまったテレビ番組「白熱教室シリーズ」のひとつ。アメリカの超名門大学の1つであるスタンフォード大学の講義の中でも、特に人気が高いティナ・シーリグによるブレインストーミングの講義をそのまま収録しています。日本ではNHKで放送されていました。

NHK Eテレ:スタンフォード白熱教室

ティナ・シーリグはスタンフォード大学工学部のエグゼクティブ・ディレクターです。起業家育成コースのブレインストーミングの講義は非常に評価が高いそうです。撮影されている講義でも、常識にとらわれない自由な発想、革新的なアイデアを生み出す発想法を教えてくれます。

 


ブレインストーミングとは

そもそも、ブレインストーミングとはなんでしょうか。

ブレインストーミングは、集団でアイデアを出し合ってお互いの発想を誘発していくアイデア発想法です。オズボーンのチェックリストを生み出したことで知られる、アレックス・F・オズボーンが最初の提唱者です。

参考:オズボーンのチェックリスト

 

ブレインストーミングという単語は、brain(脳)+storm(嵐、暴風)でできている造語です。集団でアイデア出しをすることによってお互いを刺激し合い、脳を嵐のように活発にして画期的な発想につなげるという意味です。

 


スタンフォード白熱教室レビュー

今回レビューするのは、スタンフォード白熱教室というシリーズのうちの第1回「ブレーンストーミングで可能性を探れ!」です。

所属も選考も学年も様々な学生たちに向けての講義です。といっても、大学の講義と聞いて想像するような、講義室で長机が並んでその真ん中に小さく教授が見える…という風景ではありません。カラフルなソファや小物に囲まれ、ホワイトボードがいくつも並ぶ小さめの部屋で講義は進んでいきます。

 

効果的なブレインストーミングに最適な条件は何かを、学生の意見を聞きながらまとめていきます。学生たちの熱心な姿勢と、ティナ・シーリグの情熱的で楽しい講義はその雰囲気を味わうだけでやる気にさせてくれます。ブレインストーミングをやる人数は何人くらいがよいかといった基本的なことから、常識にとらわれない発想のためにはどういうことに気をつけるべきかという細かいところまでフォローします。

 

ブレインストーミングのコツ

個人的に有用だと思ったコツをメモしておきます。

  • 最適な人数は6~7人。(多すぎると意見が言えない人がでてくるため、全員の意見を活かせない)
  • 参加者は異なる視点の人で構成する。(新製品のアイデアを出すのに、会社の人だけではなく顧客やデザイナーなど使ったり作ったりする立場の人も呼ぶ、など)
  • 立って行う。(座るよりも立つほうが積極的な気持ちになり、意見を言いやすい。また歩きまわることによりアイデアが生まれやすくなる)
  • 相手の意見を否定しない。批評もしない。(どんな馬鹿なことを言っても否定されないと保証することで、いろんな意見が言いやすくなる)
  • 他人の意見には、「yes, and…」で返す。(人の意見には、「いいね、でも…」と言ってしまいがちだが、「いいね、それに~したらもっと素敵」のように、相手の意見に付け加えることで相手の気分が上がって活性化した雰囲気になる。まだ、アイデアにみんなが意見を付け加えていくことで全員が参加したという満足感が生まれ、よい気分でブレーンストーミングを終えられる)
  • ホワイトボードにアイデアを書く。(みんなが見えるようにアイデアを書き留めることで、アイデアが広がりやすくなる)
  • 全員がペンを持つ。(みんながアイデアをメモしたり書き出したりすることで、ブレーンストーミングに参加している意識が生まれ積極的に参加できるようになる)
  • メモの方法は、マインドマップが適している。(1つのアイデアから連鎖して別のアイデアが出てくる様子が、クモの巣状のマインドマップならわかりやすくまとめられる)

参考記事:マインドマップの作り方(基本) マインドマップを早く綺麗に書くコツ

その他、ブレーンストーミングをやる時間はどれくらいが適しているかなども紹介されていました。実際に学生たちがブレーンストーミングをしている様子をみるのが一番手っ取り早くわかると思いますので、映像で見る価値ありです。

 




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