【レビュー】喉が絶対枯れない歌い方教えます!ボイストレーニングバイブル



喉が枯れない声の出し方、話し方

セミナーなどで人前で話をする機会がけっこうあるんですが、もともと声があまり通る方ではないので1時間しゃべった後は声に力が入らなくなったりして、もっと楽に通る声をだす方法を探していました。アマゾンでこのDVDを見かけて、評判も悪くはなかったし、3000円以下で失敗してもそれほど痛くない値段だったので、購入してみました。(買ったのは少し前だったのですが、今またアマゾンで見たら評価がかなり割れています)

喉が絶対枯れない歌い方教えます!ボイストレーニングバイブル [DVD]

このDVDについて

講師

講師の吉田顕は、東京藝術大学卒業のボイス・トレーナーだそうです。

卒業後、藤原歌劇団に入団(1998年退団)、数多くのオペラやコンサートに出演、キャリアを積む。在団中プッチーニのオペラ「蝶々夫人」で指揮者デビューを果たす。
以来数多くのオペラ、交響曲、管弦楽曲、合唱曲、吹奏楽曲を指揮/指導、情熱的でわかりやすく表現豊かな指揮/指導/ 音楽性により各方面を魅了、好評を博している。
ヴォイス・トレーナーとしての稀有な才能を早くから開花し、オペラ、ミュージカル、ロック、ポップス、演歌、演劇とジャンルを問わず的確に 対応している。柔軟性があり具体的でわかりやすく、早期に必ず結果を出し、しかも楽しいレッスンは“Yoshida magic”と呼ばれ、絶大な人気と信頼と支持を得ている。

と紹介されていますが、具体的に有名人の誰を教えたとかは載っていませんし、Yoshida Magicと呼ばれてるというのも自分で言ってるだけじゃないかという気が……”絶大な人気と信頼と支持”などと抽象的な言葉を書けば書くほど、うさんくさくなってしまっているのが残念です。とはいえ内容をこの講師紹介の印象だけではかってしまうのももったいないので、とりあえず買って観てみました。

目次と内容

  1.  Lesson1では、「腹筋を使って、喉を開けて力を抜いて声を出す」という従来の方法を否定し、「声帯をうまく使って、音を響かせている胸に注意して声をだす」という持論が述べられています。
  2. 声を出すための息の使い方(ブレス)について。具体的にどのようにすればそういう息の使い方ができるかなども紹介してあり、わかりやすいです。
  3. 声帯の周りの筋肉でしっかり声帯を支えなければ、声帯を十分生かし切れないし痛めてしまう、という話。
  4. いよいよ声帯の使い方。まず理論、次に時代劇のお代官様の台詞(!?)を使って、実際に声帯を使って声をだす方法を教えてくれます。
  5. 動物の鳴き声などを真似しながら、胸を使って声を響かせる練習。
  6. 声を作って胸で響かせた後、鼻や頭の中にどのように声を伝えていくか。
  7. 発声に関わってくる筋肉に関する理論と、声をしっかり響かせるためにはどの筋肉を鍛えるかを教えてくれます。実際にアシスタントの人が筋肉の場所を描いたTシャツを着ているので、場所はわかりやすいです。
  8. 母音や子音の発声や発音、声をだす方向について。
  9. 声帯を痛めないようにできるボイストレーニングの方法について
  10. 実際に歌って練習できるフレーズ集。講師などが実際に歌って手本を見せてくれます。男女ともに見本があります。さすがにどの人も上手いです。
  11. 腹式呼吸をすると声がよくでる、などの声に関する一般的な伝説に対して、講師が自身の考えを述べるおまけ。

 

感想

  • 教え方は理論だっていてわかりやすく、時々ジョークも混ざったりして観ていておもしろいです。講師の人は髪の毛を切ったほうが清潔感が増すのではないかと個人的には感じましたが、ほとんどの人は気にならないかと思います。
  • 少し変わっていますが、時代劇や動物の鳴き声などイメージしやすい例を出してくれるので、練習しやすいです。
  • タイトルには「歌い方」と書いてありますが、歌についての章は上の目次で10.だけです。後は発声など普段話すときも共通して使える内容でした。
  • 全体的に低予算な感じが漂います。例えば講師を写すカメラが視点を1,2切り替えるだけで単調になりがちだったり、アシスタントが着ている白い普通のTシャツにマジックで講師が筋肉の位置を書いていったり……この販売価格を考えれば納得できることではあります。
  • 理論・具体的なトレーニング法・練習例の3つがそろってこの価格はかなりお買い得だったと思いました。他のボイストレーニングDVDを見たことがないので比較はできないのですが、これだけでかなりいろいろなことを学べます。私は、買ってよかったと思います。



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